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  雑記抜粋 レビュー記事
   
ぬいぐるみ 「天使たちの夏祭りパック」
区分 : 通常量産品
発売日 : 2003年 8月 7日
定価 : 各 6,000円(税込)
製品公式サイト : なし


各製品ごとに“異なる部分”については個別に見ていく事にして、この項では製品全体で“共通となる部分”の概要を一通り追っていく事にします。
そのため少し小分けに掲載するような形になってしまいますが、ご了承願います。

※今回は代表として“ミント&ヴァニラ”セットを使用しています。
製品概要

内容物は以下の通りです。
  ・ ぬいぐるみ2体
  ・ かなん女史によるイラスト付き製品認定カード
  ・ キーホルダー
  ・ プラスチックケース(外装)
となります。

この内、ぬいぐるみについては写真を見ていただければ分かると思いますが、浴衣姿のエンジェル隊ですね。
それぞれのパックに対応した2体が収納されています。
ぬいぐるみ本体の作りは、これより以前に“ヴァレンタインパック”と称して同じような製品が販売されていたのですが、それに同梱されていたぬいぐるみと全く同じものの衣装を変えただけという代物なので、そちらを持っている方は大体想像が付くかと思います。
持っていない方については後ほど個別検証の方で触れていくのでそちらを参照してくださいな。

この製品の値段の配分としてはキーホルダーが1個¥200.として2つで¥400。
認定カードが¥1,000。
ぬいぐるみが1つ¥1,800.と見て2つで¥3,600。
あとはケースが残りの¥1,000.って感じでしょうかね。
ケースなんかは100円ショップ等で売ってそうな感じのチープな作りのものですが、過去の製品から考えるとこれくらいの値段設定になっていると思います。(あくまでも推定値です。)

……さて
外装プラスチックケース
ケースについては全種通してほぼ共通なので、ここでまとめて見ていきたいと思います。

大きさは大体“高さ230mm×横300mm×100mm”程度と、B5型ノートPCを3台積んだくらいの大きさですね。
可動式の取っ手がついていて、持ち運びやすくもなっております。
ちょっとヤワな感じもしますが、内容物自体はそんなに重いものではないため充分でしょう。
色は各パッケージに合わせたものになっており、“ミルフィーユ&フォルテ”版が桃色、“蘭花&ちとせ”版が黄色、そしてこの“ミント&ヴァニラ”版が青色と、製品に含まれる最初の名前のキャラクター色が採用されているようです。
そして写真の通り半透明仕様なので、他の収納用途に使っても中身が見えて便利ですね。

細部を追っていきます。


                            ※写真は見易くするためにコントラスト調整を濃く設定してあります。
片面にはキャラクターイラストが単色(金色)で描かれております。
なお、絵柄の方は認定カードに使われているものと同じものです。(配置は異なりますが……。)


ケースの留め具です。
このつまみをスライドさせる事により閉じた状態を固定させたり解除させたりできるようになっています。
つまみ自体は結構バリが残っていたりと杜撰(ずさん)な作りである事が手に取るまでもなく分かるのですが、強度の方はそこそこあるようでして、ちょっと強引にずらしたりしても取れてしまうなどという不具合は起こりませんでした。


続いて底面。
全体的に丸みを帯びたケースですが、底面には簡素な足がついていて立たせる事ができるようになっています。
ただ、クレジットカードの番号部分みたいに“内部から押し出したような形”になっているため、ゴツゴツした場所に置いたりするような環境の場合は最悪穴が空いてしまう事も考えられますので注意が必要です。


最後に接合部です。
曲がる部分だけを薄く構成し、そこを折り曲げる事によって可動を実現しています。
強度の面で非常に不安がありますが、まぁ普通に開け閉めを繰り返す程度ならば大丈夫でしょうね。

……多分。

認定カード(裏面)
共通点が多いカード裏面もこちらでまとめて書かせて戴きます。

A6判のハガキ程度の大きさのカードです。
材質は……何だろうな。卓上カレンダーとかでよく使われているようなツルツルの紙で、身近なものだと文庫本とかの表紙の紙みたいな感じを想像して戴ければ良いかと思います。

認定書という文章と共にそれに関する文章が書かれ、その下にはかなん女史のサインがプリントされています。
せめてサインはプリントではなく手書きだったら良かったのですが……。
そういうレベルのものならば¥6,000.を出す価値も多少なりともあるというものですが、これでは……ねぇ。
(´・ω・`)ブロッコリーもちょっと横着しすぎですな。
……というよりも、それ以前にそもそも量産可能な認定書って意味無いような気が。

総評
“夏祭りパック”となってますが、実質的には2体の“ぬいぐるみ”がメイン商品で後はオマケとして付属しているようなものと考えて貰って良いでしょう。
まぁ要するに¥3,000.のぬいぐるみを2体買うという程度で考えておけばO.K.ですな。
それだけ全体的に構成製品が安っぽいというか“('A`) 何コレ?”って感じのものばかりでして、極度のファンでもない限り手を出す意味は殆ど無いと言って良い製品だと思います。

アドバンテージとなる点といったら“3次元のエンジェル隊グッズ”という点くらいでしょうか。
コレの他にはミュージカルを除けば立体化されたのって最近出た完成版1/8フィギュアか、DVD等のオマケで付属したミニフィギュアとその同等品、そしてゲームセンターのプライズ程度しかありませんし……。
そういった面から見てみれば、好きなエンジェル隊員が入っているパッケージを1つ確保しておくくらいはしておいても良いかもしれません。ぬいぐるみって不思議な力みたいなものが宿ってますからね。

( ・ω・)枕元に置くなり机に飾るなりすれば、その笑顔がきっとあなたの心を温めてくれる事でしょう。



……ただ、全体的に“高い”っていうのが問題ですな。
キャラクターグッズという点を考えなければ、半額の¥3,000.くらいが妥当だと思いますわ。
全種買うと定価で¥18,000.にも上るので結構おサイフには厳しい代物ですからねぇ……。

(・∀・)まぁ、“ぬいぐるみ大好き”な私にとっては“エンジェル隊+ぬいぐるみ”のダブルコンボで登場したグッズなので全種同時に飛びついた訳なんですが、こういう特殊な例でもない限りはコンプリートしようと思わない方が良いと思いますよ、ホント。
基本的には好きなエンジェル隊員が含まれているパッケージだけで押さえておくのが賢明ですかね。

 
  更新履歴
   
  2012. 08. 18 : 別館へ移設
2007. 08. 25 : ページデザインを一新
2006. 02. 06 : 初版掲載