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  雑記抜粋 レビュー記事
   
鑑賞雑貨 「ペンダントヘッド付きホロテレフォンカード (ミント・ブラマンシュ)」
区分 : 数量限定生産(シリアルナンバー付き)
発売日 : 2005年 11月 30日 (不良品混入のため、一部は発売延期)
定価 : 各2,600円(税込)
製品公式サイト : なし

全体評価

各キャラクターごと、計11種発売されたこの製品なんですが……。
全部買うと¥28,600.にもなってしまう上に、物が物だけに嵩張(かさば)ってしまうのでミントさんだけ購入しました。
絵柄自体も毎月CDの方の使い回しにホログラム加工を施した程度なので、そんなに価値がある訳でもないですね。
まぁ、リサイクル商法はいつもの事なのでこの際そこは放っておきましょうか。

ケースはよく¥100.均一の店で見かけたり、ちょっと文具店カウンターとかに並んでいるボールペンとかが入っているようなアクリルの箱です。
いかにも中国辺りで作りましたと言わんばかりのちゃちな入れ物ですが、ふたを開けるとこんな感じです。

……まぁ透明なフタを取っただけですから変わりませんわな。

向かって左側がテレフォンカード、右上がペンダントヘッドで、右下がシリアルナンバー入りプレートです。
プレートは以前何か別のグッズを買った時についていた物とよく似ています。
( ´Д`)うーん、何だったかな……。
思い出せませんが、多分これも使い回しなんでしょうね。

テレフォンカードの方は50度数のもので、ホログラム加工はミントさん以外の背景部分に施されています。
でもこのご時世、何でテレフォンカードなのか分かりませんな。
絶対に使われる事のない金券程意味のない物は無いでしょうに……。
“普通のカード”で良いように思えるんですが、こういう業界に於いては何かこう、特殊な事情でもあるんですかね。
その辺だけはいくら考えてもサッパリですよ。

さて、続いてペンダントヘッドです。

キャラクターに合わせた紋章(G.A.TorU)が付属しています。
直径30mm・厚さは2mmと、500円硬貨よりも一回り大きいかなって程度の物体ですよ。
質感としては何だか子供銀行の玩具のお金みたいな感じがします。重さもあまりないですし、何か軽くてある程度強度のある素材に鍍金(メッキ)しただけなのでしょうかね?
( `・ω・) 怪しい……。

ちなみに裏側は無地になってます。
中央より若干下の部分に(C)Broccoliとかわざわざ権利表示してるだけでした。
モノ作りの国“日本”の企業としては、こういう見えない部分もちゃんと作り込んで欲しいですね。

ところでこれ、タイトル部分で“鑑賞雑貨”って書きましたが、その理由は簡単です。
全部台紙に強力に接着されていて取れないんですよ。
テレフォンカードは袋に入ってますのでそれを開封すれば出せますが、右側部分のペンダントヘッドとプレートの方は結構強力な両面テープで固定されていまして、ちょっとこじ開けた程度では取れませんでした。

取り外せないようではこれはペンダントヘッドとしては使えないので、品名に“ペンダントヘッド付き”って謳うのは何か少し間違っているように思えます。
書くならば“ペンダントヘッド風何とか〜”と載せるべきですな。

おまけ
あとこれはおまけですが、台紙はこんな感じです。

丁度角の部分を接写したものです。
何の変哲もない普通の厚紙ですね。こういう部分にもコストダウンが見え隠れしていますな(・∀・)ニヤニヤ

総括
テレフォンカードが¥1,000、ケースや偽ペンダントヘッドが¥600.程度とすると、残りの¥1,000.がキャラクターに対しての料金という事になりますね。
最近のブロッコリーにしては確かに安めの金額設定でしたけど、その分……いやその差額以上の“質の低下”が見て取られるような一品である事は間違いないかと思います。
今ではもう売ってないでしょうが、オークションで落とそうと目論んでいる人はその点を覚悟しておく事を薦めます。



それにしても……、こういう質の低下と言い、ブロッコリーは年々変な方向へと進んでいるようにしか見えませんな。
その煽りを受けて“ギャラクシーエンジェル”という作品自体が崩壊しないようにして貰いたいものですよ。
母体が崩れ去ってしまうとアウトですからねぇ。

 
  更新履歴
   
  2012. 08. 18 : 別館へ移設
2007. 08. 25 : ページデザインを一新
2006. 01. 31 : 初版掲載