書き連ねてきたPC改造も今日で一応完結です。 ■新カード到着
前回は、Intel 5150を探していたら良い中古VAIOを見つけて衝動買いしちゃったというところまで書きました。
ああいうのを運命の廻りあわせって言うんでしょうね。
パワフルにモバイルするという訳でもないので高スペックなCPUや大容量のSSDは不要という自分にとっては、状態の悪くない店頭モデルが安く手に入ったという事でもう充分満足です。
ただ、まぁ本来の目的を放り出す訳にもいきませんので。
( ・ω・)別ルートで新たにIntel WiMAX/WiFi Link 5150を“2枚”入手しておきました。
――そう、先日急遽加わったVAIO Xの無線LANもついでに差し替えるためです。
一応国内で使っても大丈夫なように技適マークもちゃんと付いているカードです。
(書き忘れていましたが、6250の方も技適マーク付きです。)
6250と見比べてみてもシールで覆われているからよく分かりませんね。
手前側:新たに入手した5150 / 奥側:最初に入手した6250
6250が出回ってからは価格が暴落しているのか、1枚あたり1800〜2000円くらいで買えますね。
出た当初は4000円以上はしていた記憶があります。
( ´∀`)欲しいカードがお手頃になってくれるのは嬉しい限りですね。
■取り付け VAIO type P 編
とまぁ、カードも手に入った事ですし。
早速目的のPCに取り付けます。
6250を付けた時と同様に筐体を分解。
一度経験済みだとだいたいコツを掴んでいるのでサクッとバラせます。
うまく動いてくれない6250を外して5150に差し替えて再度組み立て、競合する6250のドライバを消します。
(普通は上書きで良いと思いますが、今回はダウングレードになるので一度消してから作業を進めています。)
しかしこの時、問題が発生。
6250を外した状態だと6250用のWiMAX側ユーティリティのアンインストーラがうまく機能してくれません。
停止しなきゃ行けないサービスがロックされてしまい、途中で止まってしまいます。
……が、こういう時こそGoogle先生の出番。
エラーメッセージを元に検索をかけてみたら、対処法を載せているブログを発見しまして。
その記載通りにやったら成功しました。
⇒
吉田Style-MindShare-様 該当記事を参照[外・新]
6250の痕跡を消したらインテルのドライバ配布ページから目的のバージョンを入手してインストールします。
無線LAN側とWiMAX側、それぞれ分かれているのでちゃんと両方入れましょう。
デバイスマネージャでちゃんと認識されていればOKです。
■取り付け VAIO X 編
続いて急遽やって来た新顔“VAIO X”の方にも取り付けます。
こちらの分解は至極簡単。
@ 底面のネジを全て外す(1カ所だけシールで隠されてます)
A バッテリ装着部分の両脇各2カ所ずつにあるツメを外す
B 底面をヒンジ側へずらす
これだけ。
ツメを外すのにちょっとコツが必要ですが、慣れると案外楽に外せます。
底面を開けたら画像の赤枠部分にあるカードを今回の5150に差し替え……。
あとはtype P同様にインテルのサイトからドライバを入手してインストールすればOKです。
こちらもデバイスマネージャでちゃんと認識されている事を確認しました。
■おまけの取り付け VAIO F 編
5150に変えた事で余った6250。
折角買ったのにそのまま放置しておくのは勿体ない……という事で。
現在メインで使用しているVAIO Fに入れておきました。
元々購入直後にAtherosのb/g/n対応カードから、a/b/g/nかつ450Mbps対応の6300に換装していたんですけどね。
よく考えたら接続している親機の450Mbps対応は2.4GHzのみでして。
普段干渉を抑えるために5GHz帯を優先して使っている身としてはあまり意味をなしていない状態となっていたんですよ。
( ・ω・)じゃあ別に300Mbpsの6250に変えても問題なくない?
……というか、持ち出した時にUQ 1dayが使えるようにWiMAX搭載機化した方が利便性良くない?
という結論になりましてね。
思い立ったが吉日とばかりに一気に取り付けちゃいました。
ちなみにトコロテン式に宙に浮いてしまった6300ですが……。
今のところ接続のアテも無く、そのまま保管しております。
そのうちにでも、まだ11nに対応させてないPCにでも入れ込んでおこうかなとか目論んでますが、目処は立ってません。
古いPCはカードがフルサイズのみの対応となるので、アダプタを買わないといけませんからねぇ。
ま、現状その効果をフルに発揮できないカードという事で暫く寝かせておく事にしましょうか。
■ユーティリティ上の認識状況
元々、VAIOに備わっている“Smart Network”というユーティリティで認識されないという事で5150にした訳ですが。
今はどんな感じかというとこうなってます。
VAIO type P VGN-P91NS [Intel 5150に換装]
既存の無線WAN(docomo FOMA)に加えてWiMAXが追加されました。
7つも通信デバイスが並んでいる姿はなかなか壮観です。
6250では表示されなかった無線LANもちゃんと認識されています。
VAIO X VPCX119KJ [Intel 5150に換装]
type PとはSmart Networkのバージョンが違うのでGUIが異なりますが……。
こちらもちゃんとWiMAXと無線LANが表示されております。
VAIO F VPCF14AFJ [Intel 6250に換装]
こちらは6250でもちゃんと認識されております。
まぁ、元々同系列の6300に差し替えた状態でも無線LANは認識されていましたしね。
世代的に発売時点で世の中に無かったカードは認識されない、って感じなんでしょうかねぇ。
こちらは無線WAN非搭載なので結構シンプルです。
(あと、Bluetoothが何故か大文字になってしまっていますが、原因は分かりません。)
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以上。
かなりゴタゴタしてましたが、紆余曲折を経てようやく落ち着ける段階まで片付きました。
VAIO Xの方の環境設定も基本的にはサブ用途なので、無駄なプリインストールソフトを消して細かなソフトを入れただけ。
とりあえず外で軽く使える程度にはセッティングできております。
type P、X共に元々非対応だった5GHz帯の無線LANにも対応しましたし、今後も有効に使っていきたいと思います。
( ´Д`)完全に自己責任の世界ではありますが、使いやすくなるようにハードウェアを弄るのも楽しいものですね。
これで顛末は全て完結しましたので、次回からは通常の更新に戻ります。 |