▼MENU
 
  一般抜粋記事
   

ウィルコムがドコモから回線網を借りて法人向けにサービスしていたWILLCOM CORE 3G、いよいよ個人向けにも解放されるようになるみたいですね。
ドコモ網MVNOの最筆頭である日本通信は資金があまり無いのでしょうか、借りている帯域が狭いにも関わらず収容客数が多いためにナローバンド化しているらしいですけど、こちらはどうなんでしょうかね。
XGP(次世代PHS)に予算を割かないといけないだろうし、多分似たような状況になりそうな気がします。

とりあえず本家ドコモや日本通信のプランと見比べてみましょうかねぇ。

  NTT docomo 日本通信 ウィルコム
プラン名 定額データプラン(バリュー) b-mobile 3G WILLCOM CORE
3G
HIGH-SPEED
(加入は6/30まで)
スタンダード
(7/1〜)
月額料金 下限 3,465円 1,000円 0円 0円
無料通信分 500,000パケット
(6,300円分)
23,825パケット
(1000円分)
なし 23,825パケット
(1000円分)
パケット単価 (または時間単価) 0.0126円/パケット 0.042円/パケット なし
(実質 5円/分 程度)
0.042円/パケット
月額料金 上限 5,985円
(1,000,000パケット)
5,985円
(142,500パケット)
- 5,985円
(167,500パケット)
実測通信速度 (利用者平均) 1〜3Mbps程度
(夜間にグッと落ち込む事がある)
300〜500kbps
(動画再生時等は
速度低下あり)
不明
プロバイダ料金 別(+420円〜) 不要 PRIN(+945円)
2年契約時の違約金 一律 9,975円 9,975〜26,880円
(契約期間に応じる)
プリペイド式のため
不要
一律 9,975円
通信制限 一部ポート・プロトコル制限あり
帯域制限:弱
帯域制限:強 不明
端末料金 概ね15,000円程度
(店によって0円)
約35,000円
(150時間の通信料含)
約23,000円
(割引で実質0円)
利用に向いている人
   (個人的なイメージ)
一部の通信を捨ててでも、速度を重視 速度は程々でいいから、skype等も使いたい
毎月、ある程度の
通信は必ず行う
必ず2年単位で使用し月々の使用量に開きが大きい 使う分だけ先に払い、
ランニングコストは
かけたくない
あまり繋がない月が
割とたくさんある

こんな感じ……かな?
ちなみに料金や通信量は全て2年縛り等をつけて最安状態にした場合のものです。
(ドッチーカは表の幅が足りなかったので省いてあります。)
こうしてみると、まぁプリペイドのb-mobileは別格として、微妙に異なってはいるけど、大体今度始まるドコモの定額データプランスタンダードと似たような感じのようですね。
無料通信分が変わらないのに下限がドコモよりも1000円安いのと、それに併せて上限到達までも若干ドコモよりも後ろにずれ込んできています。

ただ、逆に上限を超えてバリバリ使っていくぞ!っていう事になると、今度はプロバイダ料金がウィルコムの方が高額なので、月額にして最大で525円高くなってしまいます。それでも2年毎の更新月以外に解約する可能性のあるんだったら、違約金が一定な分、負担は少なくなるんじゃないかなとは思いますけど……。
その辺のメリット・デメリットは使う人の運用計画によって変わってくるでしょうし、一概に良いとも悪いともいえませんね。
7月以降にドコモ網でのデータ通信加入を予定されている方は、自身の使い方をよく考えて選んだ方が良いかもしれません。

※追記※
回線自体は日本通信経由での借り受けみたいですね。
……という事は速度的にはあまり期待できないって事になりますかねぇ。

 
  更新履歴
   
  2014. 01. 05 : 別館へ移設
2009. 06. 04 : 初版掲載 [出典・2009年 6月 4日掲載文雑記内記事]